「上工は未病を治す」中国の古典より
優れた医師は、病気にかかる前に普段の食生活によって未病を治す。
現代では医療が進歩し、体調を崩せば病院へ行き、薬をもらったり手術をしたり、当たり前に治療を受けます。
2000年前は、どうでしょう?
5000年前の人達はどうしていたでしょう?抗生物質や手術なんてありません。風邪や下痢が命取りになったかもしれません。
病気になったら治療をすれば良いと思っている現代人よりも、手術などできない時代の人の方が、自分の体の声に敏感で、体を大事に扱っていたでしょう。
病気になってからは、なすすべがないのですから。
未病のうちに、芽を摘む。
予防が大切なんです。
食べた物を消化して、体が作られます。だから、食に関する養生はとても重要です。
疲れている、弱っている時こそ、ご自身を労わる食事を召し上がって下さい。丁寧に食と向き合うことは、時間の無駄ではありません。自分の生き方を決めるくらい、深い意味があります。