鮮やかな色の野菜、埼玉県産の「ビーツ」
「食べる輸血・飲む血液」と言われるほど、栄養価が高いことが特徴です。
年2回の収穫時期の今なら、生を手に入れることができます。
カリウム・ビタミンB群(葉酸)を特に多く含みます。この特徴的な赤い色素ベタシアニンは強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除きます。
また、血管を広げ血流を良くする効果も注目を集めています。
ロシア料理のボルシチに代表されるように、ヨーロッパの家庭料理ではポピュラーな食材です。
生でも食べられますが、好みが分かれそう。ほうれん草の根元の赤い部分のような、甘く、土臭く、渋い味です。
今日は、ビーツとグレープフルーツと玉ねぎで、マリネ風のサラダにしました。
ビーツは皮をむき、薄くスライスし、ひたひたの湯で水気が無くなるまで数分煮てから、オリーブ油や酢などと和えました。くせは全く感じません。
火を入れると甘みが増します。ホイルに丸ごと包み、オーブンで1時間程調理する方もいます。きんぴらのように細切りを炒めても良いです。
我が家の冷蔵庫に、水煮の真空パックがありました。これなら長期保存できて下処理も要りません。滋養が必要な夏に、目にも鮮やかなビーツをどうぞ!