椿の実がたわわに実っています。
ツヤツヤ!!
もう少しで完熟し実は割れ、中からこげ茶色の種が数個ずつ出てきます。この種を干して絞り「椿油」が作られます。
ヤブツバキ"Camellia japonica"から作られる油を純粋な椿油と、他のツバキ属から作られる油を、広くカメリアオイルと、区別して呼ばれる場合があります。
オレイン酸がとても豊富な椿油は、人の肌や髪と馴染みが良く、古くから化粧品に利用され、日本女性の美を育んできました。
我が家では、刃物の手入れに使用しています。
ちょっと高価なのですが、酸化しずらい椿油は、生でも加熱しても食用油として優秀です。徳川家康は、椿油で揚げる天ぷらが大好物だったそう。贅沢~~!!
東京都の島々、伊豆大島や利島なども有名な産地になっています。椿の花は、本当に美しいので、花の時期に訪ねてみたいです。
上質な油を積極的に摂ることは、健康に欠かせません。内側も外側も、オイルの恩恵を全身でいただきます。