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6種類の味―ラサ「ピッタ」

二十四節気「大暑」を迎え、今週は真夏らしい暑さとなるようです。

どうぞ、お気をつけてお過ごし下さい。


この季節に増加する性質は「ピッタ」火のエネルギーそのもので、熱が最大の特徴です。

影響を受け、体内にピッタがたまり過ぎると、イライラしたり、胃腸を壊したり、皮膚を傷め、夏バテも引き起こします。熱を下げましょう「味」も大切な養生になります。

アーユルヴェーダでは、6つの味ラサ「甘い・酸っぱい・しょっぱい・辛い・苦い・渋い」に分類して、ドーシャへの影響を考えます。


「酸・塩・辛」は、ピッタを上げます。

塩分や辛い物を食べたくなりますが、控えましょう。アルコールも程々に。

「苦・渋・甘」は、ピッタを下げます。

メロンやスイカ、ギー(精製バター)、コリアンダー、炭水化物、はちみつも適しています。

大暑が過ぎれば、次はもう立秋。

熱を発散し体内にためなければ、残暑の夏バテも起きません。先回りの養生です。

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